ジンクについて

ジンクとは、亜鉛のこと。生体では鉄の次に多く、タンパク質やホルモンの合成など多くの新陳代謝にかかわり、ＤＮＡが働くために欠かすことのできないミネラル。（英：zinc　略語：Zn）

亜鉛は、成長期、妊娠や授乳中、創傷治癒、精子形成など、新しい細胞が作られる時にとても重要な働きをしており、生活習慣病の予防にも効果があるといわれています。
亜鉛が不足すると、成長障害、食欲不振、味覚障害、免疫力の低下、ホルモン生成の低下、皮膚炎、うつ病などの欠乏症を生じるといわれています。ジンクは尿や汗などとして体から排出される量が鉄よりも多い為、食事やサプリメントなどで摂取するのがよいでしょう。
ジンクを多く含む食品では、牡蠣（かき）に最も多く、煮干、ゴマ、ココア、小麦胚芽、レバー玄米、ワカメ、レバー・ウナギ・カシューナッツ・たらこ・さんま・ホタテ・マメ類などに多い。